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NPO法人 よりどりみどり

2/14家族・支援者向け勉強会を開催しました

みどり工房のブログをごらんのみなさま、こんにちわ。

毎年開催している、家族・支援者向け学習会。 ことしは「精神障害に対する理解を深めよう」と題して、 オブザーバーに代々木の森診療所 羽藤邦利理事長をお迎えして 2月14日土曜日に、開催しました。

前半は、みどり工房施設長の吉本が担当し、 スライドを見ながら統合失調症について勉強しました。

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後半は、羽藤先生による質疑応答タイム。 日頃の疑問に答えていただきました。

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総勢24名のご参加をいただき、工房が満員になる大盛況でした。

恒例のおやつタイムは、白玉ぜんざい。 おいしくできて、好評をいただきました。

ご参加いただいた方の感想はこちら。

・これからもボランティアを続けて行きたいので  時々精神科に関係のあるお話を聞かせて頂きたいです。  また、次回のお知らせをよろしくお願い致します。

・ご家族の質問で、のどをつまらせて亡くなる方が多いことは、  口渇から来るえん下障害ときき、  メンバーさんの水・氷のみがいのちに関わることもあるのだなあと、  気づかせていただきました。  多剤投与は良くないことだと思っていたが、  実際には直面している課題に対処するために  複数の種類の薬を出すことがあるのだとわかった。  それぞれ異なるききめがあることをDrからきけて、よかった。

・当事者向けにもなる勉強会(病気の理解と就労に向けての体調管理等)

・初めてこのような勉強会に参加させていただいて、  病気の仕組みについても学ぶことができ有意義でした。  ありがとうございます。

・日頃、精神障害者の方に接する機会が多いので、  病気の成り立ちや特徴など、教えていただいて大変参考になりました。

・とても楽しい雰囲気の中、おいしいお茶とお菓子を頂いて  吉本さんと羽藤先生のとても参考になるお話をうかがえまして参加できて良かったです。  半年ごとにやって頂けるとうれしいです。本日はありがとうございました。

・先生のことばでいくつも胸に響きました。  “気持ちをわかる”=聞くということを肝にめいじました

・羽藤先生、吉本さんの明解なお話に敬服いたしました。  お話を思い出しながら、よい方向に生活をしていきたいと思います。  白玉ぜんざい誠に美味で、ごちそう様でございました。  誠によい勉強をさせていただき感謝でございます。

・ある程度、知識を持って臨んでみましたが、あらためて確認作業が出来た思いです。  当たり前の事を忘れがちです。  親として子供を育てる責任(義務)があり、つい厳しく接することも善し悪しですね、  子供の幸せは誰でも親なら考えますが、親が思うほど子供は不幸せではないのですね。  そこは一人前の大人として改めて接する事と改めて思いました。ありがとうございます。

・吉本さんのお話から、活動・病気について、少し理解出来ました。  内容の深さに、敬意を表します。  羽藤先生、暖かく、ご親切な応答に、病気に対する理解が深まり、とても身近になりました。  とても長いお付き合いの友人が、精神的な物を何十年患っていて、  本日のお話しすべて、とても参考になりました。

・脳の話、遺伝の話など分かりやすく、理解が深まりました。  羽藤先生のお話も身近に感じ、  こうだからこうするという定型的な決まり事やパターンはないということがわかりました。  その分、個人個人に寄りそって対応していくことが必要なのだと分かりました。  ありがとうございました。

・1人で悩んでいましたが、昨日渋谷保健所で太陽の会に参加して、  今日連れてきていただきました。  まだこれから参加のチャンスを増やそうと思います。

・スライドは理解しやすくて、良かったです。  おいしいコーヒーとせんざい、ごちそうさまでした。

・スライドを見ながらの勉強で、資格からも情報が入り、わかりやすかったです。  脳の画像を見ることで、“心の病気”とは言われているが  実際は脳の病気であることがわかりました。  先生のお話の中で発達障害の方への対応について、  99のYesに1のbut、という言葉が印象に残りました。  それ程までに発達障害の方への対応が根気強さがいるものだと知り、  今後業務の中で活かしていきたいと思います。

・利用者と接する、あるいは指導していく上で大変参考になる講義だった。  第一部では、実際の脳のMRI写真や図を見ながら  精神障碍者の特性や家族の望ましい関わりを学ぶことができ、  第二部では、具体例を示しながら実際の対応のしかたなどを学ぶことができた。 「病気が悪化すると、自己中心的になる」とか 「発達障害のこだわりに対しては正論を言えば言うほどダメ」とか、  急に悪くなった時の、病状のゆらぎか悪化症状なのかの判断とその対処の仕方などが、  特に印象に残った。今後の支援に役立てていきたい。

・最初の吉本さんのお話も非常に解りやすく、  病名は違えども、自分の過去を思い出し、胸が熱くなりました。  当事者、家族共に安心出来る前向きな内容で素晴らしかったです。  途中の休憩時間に少し涙が流れました。  原因は誰かが作ったのではない事、それが分かっただけでも参加した意義を感じました。  家族は大変な苦労をしています。  私の母にも声をかければ良かったと思いました。  休憩時間やちょっとした会話の時に、メンバーさんを理解する良い事例が聞けたと思います。  今回の勉強会は本当に意義の有る、素晴らしい物でした。  私自身の自信にも繋がり、今後増々良い関係を築けると思います。

・前頭葉、側頭葉が欠損している画像を見たことで、機能できないことがよくわかった。  また家族としてできる事も、具体的でわかりやすかった。  脳の機能としてできない事があることを理解し、メンバーそれぞれが苦手とする部分を、  どのような支援グッズを使い、どのような工夫でサポートすればできるか?を考えていきたいと思う。  また、ご家族の苦労にも寄り添い、ご家族の健康も大切に考えて頂けるよう、話していきたいと思う。

・精神の病気はその症状から脳のどの部分に問題があるのかを推定できるということが興味深かった。  治療によって障害を軽減することは人生のゴールではなく、  いろいろな活動に参加する機会を得る手段であるという考え方に納得した。  本人の行動範囲が少なくなるような援助は、依存心を強化するので  行動範囲を広く出来ることに援助をするとの言葉を実行していこうと思う。  脳の器質的な障害であっても治療とトレーニングによって回復が望めるということを信じて  支援をしていきたいと思う。

・薬の特徴の話が面白かった。当事者も自分の薬の特徴を理解し、納得した上で服用できたら良いと思う。 「正論を言うとこじれる。99%のYESと1%のBUT」の例では、  頭で理解していても他人でさえ時には説教したくなるのだから、  家族が気持ちを抑えるのは難しいだろうと思う。  繰り返し学ぶことで、気持ちに余裕が出ると思った。

・・・・・ 年に1度か2度ではありますが、 これからも、家族の方が荷を下ろし、ほっとできる会を開いていけたら、と願っています。 参加してくださったみなさま、ありがとうございました。 そして、 お忙しい中、講師を引き受けてくださった羽藤先生、 ありがとうございました!

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————————————————————————- 「勉強会」は、NPOよりどりみどりの啓発事業として、 年に1~2回、開催しています。 参加費は540円。ご参加には、ご予約が必要ですので、ご連絡ください。 ご興味のある方には、ご案内をさしあげます。ご遠慮なくお問い合わせください。 ————————————————————————-

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