2/23ご家族・支援者・地域の方向け講座を開催しました
- NPO法人 よりどりみどり
- 2014年4月25日
- 読了時間: 3分
みどり工房のブログをごらんのみなさま、こんにちわ。
ブログの更新が、しばらくとどこおってしまいました。 年度末から年度はじめの、嵐のような忙しさがようやくおさまって、 みどり工房はすこし落ち着いた雰囲気になったところです。
さて、前年度の出来事のご報告です。 平成26年2月23日、NPO法人よりどりみどりの啓発事業として、 ご家族・支援者・地域住民向けに 「精神障害者に対する理解を深めよう」講座の第1回め、 「統合失調症編」を開催しました。
統合失調症の患者さんを家族に持つ方、関心をもったご近所の方、施設の職員など、9人が集まりました。
第1部では、ヤンセンファーマの「バーチャルハルシネーション」(統合失調症の幻覚疑似体験)の簡易版を 参加者で視聴し、 資料を元に統合失調症について学びました。
第2部は、病気や対応についての質疑応答タイムで、 オブザーバーに、大学で若者への教鞭を取りつつ、 医師として臨床もしている白石弘己先生にご協力を頂きました。 白石先生は御著書も多く、社会制度全般にも詳しい、笑顔の素敵なお医者さんです。
ご家族への心理教育ってこういう感じですよ、というものを、 白石先生に導いていただきました。 すこしだけご紹介しますね。
参加者から「統合失調症は、________な病気です。」の、 ___________を埋めるアンケートを集めました。 皆さんからでた病気の特徴を、先生が 陽性症状、陰性症状、生活のしづらさの3つに分けて、説明してくださいました。
質疑応答タイムでは、 出る質問出る質問に、もうまるで、時代劇の大立ち回りのように、 白石先生が的確に、すばやく、答えてくださいました。
参加したみなさんの感想はこちら。 ・病気についての様々な知識を知ることができて大変参考になりました。 白石先生のやさしい人柄が伝わってきて、来て良かったと思いました。 みどり工房の明るい雰囲気もすてきで良かったです。
・とっても、わかり易かった。更に興味が強くなった。
・バーチャル:あんな声が聞こえたら苦しいと思う。 もっと本人の気持ちにもなりたいと思った。 いままでは、おかしいんじゃないと思う事が多かった。
・非常に勉強になりました。 今まで関心を持ってなくて反省しています。
・家族の会にはじめて参加された方もいて、有意義な会になったと思います。 たくさんの質問に先生が的確に答えて下さり、とても役に立つ内容でした。
・全てていねいに説明下さって良くわかりました。
・バーチャル体験では胸がはりさけそうになった。 当事者の寿命の話を聞いて健康に気をつけようと思った。
・大変わかりやすく具体的で勉強になった。
・病気についてや家族の悩みを分かり易く説明していただいた。 当事者の寿命や、薬を飲み続けることの重要性など、 お医者さんならではの現実的な話を聞くことができた。 親の役目としては経済的な準備よりも、 困った時に助けを求めることができる力を付けてあげることが大切との話に社会資源の意義を感じた。
・家族の方たちの悩みや、気持ちを聞くことができ、それもまた自分にとって勉強になった。 先生の話も分かりやすく、理解しやすかった。
お時間を割いて、講師の労をとってくださった白石先生、そして参加してくださった皆さま、 ありがとうございました!

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